写真にのっているのは自然に近い便秘薬として昔から使われています。医療用では散剤という形でもよく使われます。この薬は量によって効能が違ってきます。使われ方として3つありますが最後の1つはあまり用途としては少ないです。

    ① 制酸剤として使用する場合 酸化マグネシウムとして、通常成人には1日0.5~1.0 を数回に分割経口投与する。

    ② 緩下剤として使用する場合 酸化マグネシウムとして、通常成人には1日2を食前 又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1 回投与する。

    ③ 尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合 酸化マグネシウムとして、通常成人には1日0.2~0.6 を多量の水とともに経口投与する。

    このように同じ薬でも薬の量によって少ない量だと胃酸を中和させて 制酸剤として 用い、多い量だと胃を超えて腸に作用して 緩下剤 として用いると効能として覚えやすいかもしれません。ほかにも量によって効能がかわる薬はありますが機会があれば書くかもしれません。


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