久しぶりに書きます。先週に仕事中に足のつりについて質問がありました。水分が足りないことをやミネラルがなくて、筋肉が硬直しているという状態と説明しましたが、もう少し調べてみようと思います。
睡眠中に足がつる理由
私もたまに睡眠中に足がつることがありますが、 意識していない強い筋肉収縮が突然発生し、つって痛みを伴う症状 であり、「こむら返り」というそうです。この名前は聞いたことが多いと思います。普通の人は 激しい運動や長時間の立ち仕事の後には下肢を中心に起こることがありますが、 50歳以上ではほぼ全員が一度は夜間のこむら返りを経験しており、60歳以上の6%が毎晩こむら返りに襲われているという報告 もあるみたいです。
睡眠中に起こるのは 汗を多くかいており脱水傾向にあり 、 さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、 寝返りなどで筋肉に刺激が伝わって、筋肉の細胞が暴走して、過剰な収縮が起こって足のつりが起きてしまうようです。エアコンの状態とか言われてみると納得する部分がありますわ。
足のつりの予防
足のつりの予防薬について、まずはストレッチです。これは浮かぶと思いますが 足首を向う側へ倒したり手前に曲げたりと数回ゆっくり繰り返します。寝ながらできるので寝る前におすすめです。
足のつりの予防薬について、就寝前の1杯の常温のスポーツドリンクです。 お休み前にスポーツドリンクなどを飲んで水分と栄養分を補給するのがいいみたいです。ただし、この時期の水分補給の仕方にも注意がいります。水分は必要ですが、飲みすぎると逆にカラダを冷やしむくみや足のつりにつながります。できるだけ常温か温かいものを一口ずつゆっくり飲むようにします。
足のつりの予防薬について、しめつけないレッグウォーマーですが、特に寒い冬の時期の予防策になりますね。足のつりの原因の冷え対策ですね。
足のつりの予防薬について、 足湯ですがこれも冷え対策ですね。 ツボは温めることでも刺激になるので、足元だけの足湯でもカラダ全体がポカポカしてくることでしょう。 これもいいみたいです。
最後に足のつりの予防の食べ物について、 筋肉疲労に役立つタウリンやビタミンB1が含まれた食材や、カリウムを含んだ食材 がおすすめになります。
薬剤師からみた足の釣りの治療薬
予防および発作時の治療として内服薬を使うこともあります。よく使われるのは漢方の芍薬甘草湯(68番)で、10分くらいで効いてきますので速効性もありますが、甘草による副作用が出やすいので、毎日3包内服するのは避けたほうが良い です。 他に使われるものとして、甘草を含まない牛車腎気丸(107番)や八味地黄丸(7番)、筋弛緩薬のエペリゾン(ミオナール)、抗痙攣薬のジアゼパム(セルシンなど)があります 。