パッと見て同じようなものだと思いがちだが別物である。次亜塩素酸ナトリウム液は前回の話ででてきた塩素系殺菌剤として有名なハイターなどがある。ご存じの通りにおいがきつく、殺菌効果はあるが液自体はアルカリ性であり酸性と混ぜると化学反応を起こしてしまうので混ぜるな危険と注意書きにも書いてある。使用用途は食器、てすり、ドアノブなどの殺菌としては適切ではあるが、手の消毒には不向きである。
次亜塩素酸ナトリウム液についての注意事項
①本液は強力なアルカリ性であり、酸性のものと混ぜるとガスが発生して目などに入ると失明の恐れがある。
②そのためスプレーなどには入れずに散布はしないようにして、布切れに薄めたものをつけて、ドアノブなどを拭くこと
③金属部位にも劣化する恐れがあるため注意が必要
もう一つの次亜塩素酸水とは?塩化ナトリウム水溶液を電気分解するなどして作られたものです。ウイルスを取り除く効果があるとされていて、今品薄になっているアルコール消毒の代わりとして注目を浴びています。国の見解も塩酸や食塩水を電気分解したものを次亜塩素酸水として、一部の商品で手の消毒と認めるとの見解を示している。
次亜塩素酸水の注意事項
①本液は弱酸性であり、人体には優しいが家庭では電気分解できる装置を購入しないといけないため正しい知識が必要となる。
②次亜塩素酸水は日光に弱く、時間が経過するのにも徐々に分解されていくため長持ちしないということである。だから保存の仕方と商品、濃度などでかわるということである。
③金属部位にはこちらも劣化の恐れがあるため注意が必要である。
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次亜塩素酸水はイメージがつきにくいかもしれませんが、炭酸水を思い出すとわかりやすいです。炭酸水は水の中に二酸化炭素を詰めたもの、次亜塩素酸水は水に塩素を詰めたものになります。